占いは大きく分けて、命占(めいせん)・卜占(ぼくせん)・相占(そうせん)という三つの種類に分類することができます。卜占は、偶然に現れる結果(タロットカードや易の卦)から、インスピレーションや直感・霊感を通して様々な事象や情況を読み解く占いです。基本的にそれぞれのカードの意味などを習得すれば、イメージ力で絵柄や卦・文字を読み解くことができる為、インスピレーションに自信のある方や神秘的なことに興味のある方にとっては入門編として非常にお勧めの占いです。ちなみに神社で引くおみくじ等は。この卜占を一般大衆向け娯楽にしたようなものと言えます。
様々な漫画や映画のモチーフとして有名なタロットは、卜占の中ではもっともポピュラーな占いの一つです。大アルカナと呼ばれている22枚のカードと、小アルカナと呼ばれている56枚のカードで構成されている78枚のカードを使って、様々な事象・事柄を読み解って行く占術です。人生の流れや適職・資質などは命占が得意とするところすが、具体的なこと、例えば「Aさんと結婚できるか?」や「B社とC社いう2つの転職候補があるが、どちらがよいか?」という内容の場合は、卜占が独断場なのです。その為、先ほどの内容ならば最もタロットが得意とするところです。1年以内の問題に適していると言われ、近い未来の占いではタロット抜きでは語れないとさえ言われています。
・ライダー版
別名ウェイト版タロットカード。製作者であるアーサー・エドワード・ウェイトの名前から、そう呼ばれる時もあります。ウェイト博士が所属していた魔術結社、「黄金の夜明け団」に在籍中にデザインしたタロットカードです。当初、ロンドンのライダー社から発売されたことから、ライダー版と呼ばれています。発売以降、とても人気となり近代タロットカードのデザインベースとなるくらいの浸透率となっています。軽やかな色調の絵柄で誰にでも親しみやすく、プロならば一度は手にしたことがあるくらいに一般的なタロットカードとして多くの人に親しまれているカードです。
・マルセイユ版
16世紀から18世紀頃までのヨーロッパで、大量生産されていた物の絵柄を踏襲したタロットカードです。オールドタロットと呼ばれるタロットの一種で、木版画調のシンプルな絵柄が特徴。17〜18世紀、タロットやトランプカードの一大生産地だったマルセイユにちなんで、マルセイユ版と呼ばれています。現在広く用いられているウェイト版タロットとは、大アルカナの「力」と「正義」の番号順序が入れ替わっているのですが、これも理由がありタロットに興味をもって学んでいけば、その過程で知る事ができます。
・トート版
20世紀初めに、精神世界で超有名人になった魔術師アレイスター・クロウリーが製作したタロットカードを、属に「トート・タロット」と呼びます。現代ならば、稀代のカルト教祖と呼ばれていたかもしれません。クロウリーは「世界で最も美しく偉大なタロットカードを作る」という主旨のもと、弟子で画家であった女性と共に7年近くの歳月をかけて作り上げた、近代タロットの傑作ともいえるカードです。アメリカやイギリスではライダー版と並び、定番的なタロットカードとなっています。絵画のような美しさと、妖しさで人々を惹きつける魅力があります。
・メディバルキャットタロット
タロットカードは、近年になってオリジナルデザインのタロットが多数作成されています。その中には、変り種タロットカードというものがいくつかあり、このタロットカードはその代表格といえます。中世の衣装を着た「猫」が絵柄のタロットカードで、猫達がとても可愛らしく、女性占い師に高い人気を誇っています。クラシカルでありながらデザイン性が高く、人とちょっと差をつけたいと考える人にお勧めのカードかもしれません。
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