占いは大きく分けて、命占(めいせん)・卜占(ぼくせん)・相占(そうせん)という三つの種類に分類することができます。生まれた年月日や時間などの情報に基づいて、その人の生まれ持った性格や運命の流れを解読する占いを命占と言います。統計的に確立された占いなので、インスピレーションや霊感はあまり必要としませんが、ロジックを解読するために多くの情報・知識を吸収する必要性が出てきます。占いによって技法は様々ですが、勉強して極めると人生の流れや結婚の時期、適職診断、もって生まれた財運や成功運、人間同士の相性など運命の重要な出来事や時期が読み取れるようになるのが特徴です。
占星術は歴史が非常に長い占いと言えます。占星術の始まりは、生活の知恵から発展したとされており、天体の動きから、未来を予測しようとして5000年ほど前にカルディア人が占星術を起こしたと言われています。遥か太古の昔、人が夜空に輝く星を見上げたことから占星術が始まり、やがて時が経つと、人は次第にその星々が規則正しく周期的に動いているのを発見するのです。さらに時代が進むと、ある特定の星々と地上の出来事が何らかの因果関係を持っていることを直感します。そこから、周期的に動く星々を観察して記録をとり、その配置を分析して、地上との因果関係を占ってきたのです。どちらかと言うと、このころの占星術は「占い」ででなく、天文学という「科学」といえるでしょう。占星術師としてあまりにも有名なのが、ノストラダムスです。
生まれた日の宇宙の星の位置が人間の性格や運を支配するという考えが、占星術の原理です。占星術はもっともポピュラーな占いなので、知っている人も多いのではないでしょうか。しかも星の種類によって、それぞれ違った影響を人間に与えています。フランスのゴーグランという名前の心理学者は、歴史上有名な人たちの生まれ月日を調べて、星がその人の性格や職業に影響しているかどうかを調べました。この心理学者の研究によると、太陽ばかりでなく「月」「火星」「木星」「金星」といった星も、人間の性格に大きな影響を与えているそうです。文学者や芸術家たちは、スポーツマンや政治家とは違った星の影響が大きいということです。
星術で占っていく場合、生まれた日の星の中でいちばん大きな意味があるとされているのは「太陽」です。この星はもっと重要な星で、太陽の位置はその人の基本的なものを現しており、「個性」「パイタリティ」のもととされている星です。いつもその人が気にしていること、独創力、行動、意志を表すのが太陽なので、星占いで簡単に占う時には、その人の太陽の位置だけで占うのが基本です。太陽が宇宙を1年間に1周してまわる道を「黄道」と呼んでいますが、その黄道を便宜的に30度ずつに12に分けていることから、12星座の名前がつけられました。生まれた日の太陽の位置がどの星座に入っているかで、便宜上の占いをしているわけです。一般に1年間の星座の月日は、次のようになります。ただし、この12星座の区分は、正確には生まれ年によって多少違ってきますので、注意して下さい。
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